統合医療センター | 自家がんワクチン

自家がんワクチン療法で免疫細胞を活性化させます

自家がんワクチンの治療では、患者様自身のがん組織(ホルマリンなどで固定したもの)を用意していただく必要があります。がん組織は1.5〜2g必要で、手術を行った主治医に依頼して入手していただきます。

手術後なるべく早い段階で当院にご相談ください。

自家がんワクチン治療のプロセス

費用について

自家がんワクチン療法は、残念ながらまだ国の承認が得られていません。健康保険の適用外です。
自由診療となり、160万円(税込)の治療費は全額患者様にご負担いただかなければなりません。

セルメディシン社について

理化学研究所という組織をご存知でしょうか。
文部科学省が所管する独立行政法人で、かつ、日本で唯一の自然科学の総合研究所です。
当院で患者様に注射する自家がんワクチンは、この理化学研究所から巣立った企業、セルメディシン(本社・茨城県つくば市)の技術によるものです。

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ワクチンががん組織を殺す仕組み

がん組織約1.5〜2gに、免疫刺激剤を混ぜ(これがワクチンとなります)、患者様に注射します。
ワクチンに含まれるがん組織は、完全に死んでいるため、体内で増殖したり正常細胞を攻撃したりすることはありません。
ワクチンは体内で、リンパ球などの免疫細胞を活性化させたり増やしたりします。
免疫細胞は、がんを攻撃する細胞です。ワクチンに使うホルマリン固定がん組織は、手術を受けたときの主治医に依頼して入手していただきます。

ワクチン製造の最終工程を行なったときの写真です。
右の写真のプラスチック容器に入っているのが、70ミクロンまで微細にしたがん組織です。

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この治療の特徴をQ&Aでまとめました

ワクチンはどのように免疫細胞を活性化させるのか

免疫細胞は元々、がんを攻撃する性質を持ちますが、がん組織は正常細胞と性質が似ているため、活性化されていない免疫細胞や、免疫細胞が少ないと、がん組織を素早く殺すことはできません。
つまり効率よくがん組織を殺すには、免疫細胞をトレーニングする必要があり、ワクチンが免疫細胞のトレーナー役となります。
ワクチンとしてがん組織を体内に入れるのは、免疫細胞に「これががん組織だ」と認識させるためです。ワクチンはさらに、「同じようながん組織を攻撃せよ」と指示します。

治療のスケジュールは

自家がんワクチンができた時点で来院していただいて、まず「免疫反応テスト」を行ないます。
予想外の異変が起こらないことを確認するためです。

免疫反応テスト後48時間以内に再来院し、テスト結果を確認した上で、最初のワクチン接種を行ないます。2週間後に2回目、さらに2週間後に3回目のワクチン接種を行ないます。

3回目の接種の2週間後にまた免疫反応テストを受けていただきます。
その48時間後に、免疫反応が成立しているかどうかの結果を確認し、治療が終了します。

治療費は

約160万円(税込)です。
保険適用外の自由診療ですので、全額患者様負担です。

小笠原クリニック札幌病院附属外来プラザ 統合医療センター 電話■011-582-1200

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